産地紹介第2弾は 「モカ」 です。
モカってどこの珈琲?
まずは珈琲でよく聞く名前「モカ」について
この「モカ」というのは
イエメンにある港の名前です。
昔この港から出荷されていた珈琲豆を「モカ」と呼んでました。
今はこのモカ港はないのですが、
このころの名残で現在は
モカ港から出荷していた
イエメン、そしてエチオピアの珈琲を
「モカ」と呼ぶようになりました。
モカの種類は?
モカには大きく2種類の名前を聞くことがおおいと思います。
1つは 「モカマタリ」
そして
もう1つが「モカシダモ」
です。
マタリ も シダモ も
地方の名前で
マタリがイエメンの地方
シダモがエチオピア
です。
なので
モカマタリはイエメン
モカシダモはエチオピアの珈琲となります。
Só Aquiのモカは
モカシダモの方、エチオピアの珈琲で
さらに「イルガチャフィー」と呼ばれる地区の珈琲です。
場所はここ。
結構南の方でケニア側です。
Só Aquiのモカは
モカ イルガチャフィー ベレカG1
と呼んでいて
ベレカはエチオピアで「尊敬」を意味し、
G1というのはグレードのことです。
エチオピア国内だとG8まで、
日本に輸入されるものでおG4くらいまであるのですが、
その中で最もキレイなグレードの珈琲です。
ちなみに農園までは指定できないため、「シングルオリジン」とはなりません。
珈琲豆の特徴は
仕入れいている珈琲豆の特徴は
製法 ウォッシュド
収穫時期 10ー12月
Só Aquiへの入荷 例年は8月(2024年は1月入荷)
第1弾のブラジルとはまた違う
ウォッシュドという製法です。
どちらかと言うとSó Aquiに入る豆の製法としては多いものです。
(製法の細かい説明はまたどこかで順次行っていきます)
Só Aquiのハンドピックで分けた比率は(2024年1月〜2月)
整え珈琲 0.6%(0.4%)
ピーベリー 7.6%(5.4%)
幸せの珈琲® 5.4%(4.6%)
癒し珈琲® 26.5%(24.0%)
毎日の珈琲® 29.5%(34.4%)
廃棄 30.7%(31.2 %)
となっています。()内は全品種平均値
味わいの特徴
その味わいは
・とても華やかでフルーティ
・まるで紅茶のよう
・スッキリ飲みやすい
モカって苦手な方は多いです。
Só Aquiに来てくださるお客様のなかにも
「モカはちょっと苦手だから・・・・」
という人が少なくないです。
それだけ苦手な方が多い理由が
酸っぱい
という味わいです。
この酸っぱい味わいは
乾燥する時に発酵することで発生する香りとも言われていて、
発酵と腐敗が紙一重なことから
ものによっては腐敗に近い味わいがしているのかもしれません。
Só Aquiではまず、
エチオピアで最もグレードの高いG1を仕入れていること
さらにそこから1粒ずつすべてを
丁寧に分けることで
見た目のひどい豆をしっかりと分けています。
そうすることでこのいやな酸っぱい味わいがなくなり、
華やかなとてもスッキリとした香りを感じることができるようになります。
「モカは苦手」という方が何人も虜になったのが
Só Aquiのモカです。
おすすめの季節
通年(一年中いつでもおいしいです)
一緒に食べるとおすすめなのが
クッキーなどの焼菓子です。
ケーキなどの甘いお菓子だとあまりおすすめしないです。
特に女性に大人気なのがこのモカです。
おすすめの焙煎度:浅煎り〜中煎り
まとめ
おすすめする人
・華やかな香りが好きな人
・苦味が苦手な方
・焼菓子に合う珈琲をお求めの方
酸っぱいとは違う珈琲の持つ本来の酸味と
爽やかな味わい。
ぜひこの珈琲を楽しんでいただきたいです。
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