ハンドピックに正解はないと私は思っています。

私には私の正解があって、ハンドピックを依頼している仲間の方たちには、私の基準に合わせてもらうようにはしていますが…

基本的に正解はないのだと感じています。

豆と真剣に向き合ってみればわかる感覚なのですが、豆が教えてくれます。

一粒一粒に向き合えば、感じることができます。

自分が飲む時、大切な人に飲んでもらう時、飲みたい?飲みたくない?

一粒一粒向き合えば感じられます。

「ハンドピック体験」をよく開催していました。

一人一人のハンドピックをしていただいて、その豆を焙煎して(これは私がやっていました)、シールを貼って袋詰めまで体験していただく。というものです。

一応基準はお伝えしますが、お一人お一人に豆に向き合っていただきます。

明かにわかる豆に関しては、すぐにできるのですが、どっちだろう?と迷う豆で皆さん苦戦されます。

そんな時「自分を信じてみてください」そうお伝えします。自分の感覚を信じる。これ、結構最初は皆さん不安でいっぱいで私に聞きたい気持ちでいっぱいになられます。

しかし、続けていくうちに、なんとなく自分の感覚が分かってくるようで、黙々とハンドピックに取り組み出される方が多いです。

自分との対話。自分を信じる。

ハンドピック体験に以前大学生が来てくださいました。理由を尋ねたら「自分を見つめてみたいと思いまして」とのこと。

とっても嬉しかったことを思い出します。

毎日毎日来る日も来る日も、ハンドピックをしている私。自然と自己啓発しているのかもしれません。

また、珈琲が大好きな方々とハンドピック体験でお会いできる日を楽しみに、今日もハンドピックをコツコツと。

そして…我が家の子供たち…何やらハンドピックをやり出しました…

大切な方を喜ばせたいようです。