前回までのお話
プロデュースの提案をいただいて、珈琲を作るのにいったいいくらかかっているのか細かくみていくぉとにしました。
すると…全ての豆において赤字という事実が…
ハンドピックでいったい何割残っているのか計って計算してみると全体の3割…
その時点で既に赤字…
そこから袋やらシールやら…
大赤字…
私の丼勘定っぷりが酷過ぎました…
そこで利益や人件費を上乗せした価格を提案しました
すると、その価格では一般的な価格よりずいぶん高いので
・ハンドピック率をあげる
・価格を下げる
の提案がありました
ハンドピック率を変えてやってみたのですが、想うような味とはかけ離れていきます
なんとかここ質と価格でやっていけないか?交渉を重ねましたが、折り合いが付く地点が見つからず…
旦那さんと何度も何度も話し合い
「自分たちの美味しいと想う味への妥協はできない。自分たちの気持ちに嘘をつきながら続けていくことでもない。今回はとても残念だけど、先ずは自分たちで想うようにやってみよう」
そういう結論に達しました
せっかくのご縁でお断りするのも心苦しかったのですが、また私たちが起動に乗せたれた時にご縁があればお願いしよう
と、一旦話を解消しました
あの時はとっても残念でしたが…
あの時妥協していたら「幸せの珈琲」は存在しませんでした
しかし…私も丼勘定…
やれやれ…
つづく
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