今日は少し珍しい豆をみつけたので紹介します。
目次
珍しい豆とは?
それは
「象豆」
と呼ばれるものです。
この象豆は通常の生豆よりも少し大きいです。
![](https://hs-soaqui.com/test/wp-content/uploads/2024/02/240206_象豆と普通の豆-300x300.jpg)
左は通常の豆、右が象豆です。
一回り大きいです。
それもそのはず。
実は2つが重なって1つの生豆のようになっているんです。
象豆ってどうなっている?
この象豆。2つの豆が重なっているのですが
分解していくと
![](https://hs-soaqui.com/test/wp-content/uploads/2024/02/240206_象豆分解-300x300.jpg)
こんな2つになります。
左側を「貝殻豆」
右側を「耳豆」と呼んでいます。
こちらは購入された珈琲にはそれほど入っていないかと思います。
というのも廃棄されてしまうことが多いから。
その理由は焙煎度にあります。
この2つの豆は
貝殻豆は中身がなくて外側だけなので火が早く通ってしまう。
耳豆は少し小さめになることからやはり火が早く通ってしまいます。
そのため通常の豆よりも
焙煎度が進んでしまい、
深煎りに近い豆となります。
飲んだ時にこの焙煎度の違いが
雑味になるので
見つけた場合は廃棄しています。
ただ、
飲めない品質ではないので
見つけて飲んでしまっても特に問題はないです。
貝殻豆と耳豆は焙煎後によくみかけますし、
象豆も生豆で見かけることが多いのですが、
手で簡単に分解できるのは少し珍しかったので紹介しました。
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