前回(幸せの珈琲物語 その0)
なぜ自分たちの歩みを振り返ることにしたのかはこちらから

実際のストーリーは今回から
ただ、珈琲が好きでいつも2人で飲んでいただけの夫婦が
どんな軌跡を経て
どんな奇跡を繰り返してきたのか。
これは
僕たち夫婦と家族が織りなす
幸せを追い求めてきた物語
です。
突然訪れる転勤先でである珈琲屋さん
僕たち夫婦は二人とも珈琲が好きでした。
とはいっても、色々な珈琲屋さんで珈琲を購入して
晩ご飯の後でそれを楽しむという
どこにでもいる珈琲好きな夫婦でした。
毎日のように珈琲を飲んで、そして週末が来ると色々な珈琲を買ってまた楽しむ。
そんな夫婦が珈琲を作る側になるというきっかけ。
それは2012年に埼玉に引っ越したことがはじまりです。
滋賀県から埼玉県に僕(瀬尾達也)の会社の都合で(当時はサラリーマンでした)
転勤することに。
その時の家族構成は私たち夫婦と
4歳長男、1歳長女、0歳1ヶ月次女の5人家族
よくも1歳の子と生まれたばかりの子を連れていこうと思ったなと思いますが、
埼玉に引っ越しをしたのが11月の末のこと。
僕自身は新しい部署になれるのに色々と大変で年末までの1ヶ月はあっという間でしたが、
妻からすると誰も知り合いがいない場所で生まれたばかりの子を抱えつつという1ヶ月は長かったみたいです。
年が明けてからもなかなか慣れないところで家族を守り続けてくれてました。
そんな僕たちはやっぱり埼玉でもコーヒー屋さんを探して週末にうろうろとしてました。
そんな時に出会ったのが
埼玉県深谷市にある「豆わらべ」というコーヒー屋さんでした。
ものすごくわかりにくい場所
迷いながらたどりついた住宅の中にあるコーヒー屋さん
ご自宅の敷地内でされていました。
入ってみるととても気さくに話しかけてくれる奥さんと
暖かく見守ってくれる旦那さん
珈琲の種類とかを聞いている間に試飲をさせてくれます。
飲んでみて「おいしい」と思い、購入することに。
そしてなによりも
そのアットホームな雰囲気に
知り合いも誰もいない僕たちはとても癒されました。
子供達もとてもなついてて週末によく訪れてました。
この時には
「いいところがあって良かったな」
くらいで珈琲をやりたいなとか全くなかったです。
滋賀に戻ってきてから珈琲難民に。そこからの焙煎機購入
2014年3月にこれまた会社都合でまた滋賀に戻ることに。
1年4カ月と短い異動でした。
その後も珈琲は「豆わらべ」から購入していました。
ただ、頻繁に購入するわけではないので
どうしても大量に購入することに。
そうすると少しずつ劣化が進んできます。
この頃は保存方法とかの知識もあまりなかったです。
ならばと近くで購入したりもするのですが、
どうも違う。
でもそこからもあちこちで珈琲を購入する生活を3年ほどしていました
そして2017年も5月か6月になったころに、
どういう経緯か
「おいしい珈琲が見当たらないなら自分たちで焙煎とかできるのかな?」
という話になり、じゃあ焙煎機を見てみるかと見たら
どうやらAmazonだと5万円程度でありそう。
じゃあこれならいけるなぁと思ってすぐに購入してました。
買ったのはこの焙煎機

KALDI(韓国のメーカーです)の焙煎機。
電動モータータイプで手回ししなくていいのが購入のポイントでした。
ちなみに今でもオールハンドピック珈琲の焙煎はこの焙煎機です。
直火式なことと少量焙煎しかしないのでこれがちょうどいいんですよね。
2025年4月現在の価格は75,000円
購入当時は50,000円くらいだったので50%増しとかなりの値上げですね
購入サイトはこちら
ところで、この時の妻は5番目の子供の臨月!
届いた焙煎機は軽いとはいえ10kgぐらいあります。
そんなのを持って傾けたりしろということ?って聞かれて。
なんで買ったのか自分でもわかっていないから
じゃあ産まれてからでいいかとしばらく放置。
このころの僕はサラリーマンやっててそれを辞めるつもりはまださらさらなかったので、
自分がやるつもりもなく妻ができるまではひとまず放置してました。
その後5番目君を無事に出産した妻は
産後に落ち着いたころから徐々に珈琲を始めていくことに。
これが今に至るSó Aquiの道のりの始まりでもありました。
次回
幸せの珈琲物語~その2~ ハンドピックとの出会い
に続きます。
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